肩と太ももの痛みが続く方へ|リウマチ性多発筋痛症の診断と治療

※現在、内容確認中のページです。

この動画でわかること

  • リウマチ性多発筋痛症とはどんな病気か
  • 肩や太ももにどんな症状が出るのか
  • どのように診断していくのか
  • どのような治療を行うのか
  • どんな症状に注意が必要か

動画内容の要点まとめ

リウマチ性多発筋痛症は、主に60歳以上の方に多くみられる病気で、肩や二の腕が痛んで腕が上がらない、シャンプーで頭が洗いにくい、寝返りで肩が痛んで目が覚めるといった症状に加えて、太ももや股関節の痛みで立ち上がりにくい・歩きにくいといった症状も伴うことがあると説明しています。五十肩や加齢による関節の変化と見分けが難しい場合もありますが、比較的急に発症し、痛みが強いことが特徴とされています。診断は、五十肩や整形外科的な病気ではないことを確認したうえで、関節に実際に炎症があるかを検査で確認し、関節リウマチなど他の膠原病との鑑別を行う、除外診断が基本になると説明されています。治療はステロイドが中心で、量や他の薬剤の使用は患者さんの状態や糖尿病などの合併症によって調整するとのことです。動画では、一定期間の治療で薬をやめられる場合がある一方、治療の途中で関節リウマチへ診断が変わり治療方針が見直されるケースもあると紹介しています。また、まれに血管に炎症が起きる膠原病を合併することがあり、高熱が続く頭痛や目の周りの痛みがある場合は注意が必要だと述べています。

動画の文字起こし

動画の内容をもとに、読みやすいよう表記・句読点等を整えています。

00:09 天王寺ふじもと膠原病リウマチクリニック院長の藤本です。今日は、肩が痛くて上がらない。腕が痛い。これって五十肩かもしれないけどなかなか治らない。症状が辛いという方に向けて、リウマチ性多発筋痛症という病気の、診断及び、治療、病気の特徴について、お話いたします。はい。やっぱり高齢の方が多くて、基本的には60歳以上の方が、なる病気です。腕が痛くて上がらないもそうなんですけど、高いとこの物が取れないとか、あとシャンプー、頭を洗う時に腕が上がらないから、頭が上手に洗えないとか、あとはですね、肩が痛いんで寝返りが打てないんですね。なので、こう寝返りして肩が下になった時に激痛で目が覚めるので、夜寝る時にもう仰向けでしか寝れないというような症状で来られる方が多いです。同時に、大体股関節、太ももに症状が出ることも多いですので、立つ時に力が入らないからもう立てないとか捕まらないと立てない、歩けないというような症状で、来られる方が多いですね。

01:49 いわゆる五十肩とか、年齢的に起こる関節の、症状と見極めるのは難しい時もあるんですが、やはりですね、突然起きてくる、それから痛みが結構強いっていうのが特徴があります。これまで特に問題なく生活できていたのに、ある時を境に立てない、手が上がらないて痛くてたまらないというような症状があると、50方とか年齢的な変化でもそうなることあるのかもしれませんが、何か、内科的な病気があるんじゃないかという、観点になりますし、そのような症状で最も先に考えるのはリウマチ性多発筋痛症という病気になってくるかと思います。

02:44 リウマチ性多発筋痛症の診断っていうのは基本的に除外診断、つまり他の病気ではないということを確認することが最も大切ですので、五十肩であったり、腱板断裂であったり、整形外科的な病気じゃないということをまず確認していきます。それから実際にですね、本当に関節の中に炎症があるのかということについて、関節(聞き取り確認中)検査だったり、血液検査などで評価していきます。で、関節の中に実際に炎症がある。それが免疫学的な自己免疫的な炎症である可能性が高いとなった場合に最終的には、他の膠原病との鑑別が必要になってきます。つまり関節リウマチであったり関節炎を起こす他の膠原病がないのかそれとは違うのかっていうところを、総合的に判断していく必要があります。

03:53 治療に関しては、リウマチ性多発筋痛症と診断がつけば、ステロイドでの治療になっていきます。ステロイドを飲むことによって炎症が取れますので痛みや晴れが収まってくることが多いです。また状況によっては、その他の薬剤を使用することもあるかと思いますが、それは患者様の状況もしくは、他の合併症、例えば糖尿病とか、他の臓器疾患など(聞き取り確認中)が何があるかによって、調整することもあります。

04:36 よく患者さんからいただく質問として、ずっと薬を飲まなきゃいけないのかという質問を受けることがあります。基本的にリウマチ性多発筋痛症というのはある一定期間、治療すれば、その後お薬など飲むこともなく、病気が収まる、つまり、病気を完治させることができる病気と考えられています。

05:02 ですが、治療を進めるにあたって、当初リウマチ性多発筋痛症と、診断されてた患者さんで、病名が関節リウマチに変更になり、関節リウマチとして治療が、行われる、治療方向が修正されるケースも、よくあります。ですので長期的なことは何とも言えませんが、患者さんによっては、投薬治療を終了できる方もいらっしゃいます。

05:31 また、ステロイドを長期飲むことによっての副作用についての、ご相談もよく受けます。ステロイドは確かに、様々な副作用がある薬です。それぞれの、副作用に対して、対処するようなお薬を並行して使うことが多いです。また、使う量であったり、内服する期間を極力少なくすることで、体への影響を少なくする。そういうことも大切になってきます。

06:11 リウマチ性多発筋痛症は、非常に稀なんですが、血管炎、血管に炎症が起きる病態の膠原病を合併することがあります。高熱が続く頭痛、目の周りの痛みなどそういったような症状がある場合は、注意が必要です。そういったような症状がある場合は、速やかに、主治医に確認していただきたいと思います。

06:47 リウマチ性多発筋痛症は、高齢の方で非常に、増えてきてる病気ですし、なかなか診断が難しいこともあります。他の膠原病との区別も大切な、病気ですので、なかなかですね、痛みが取れない、症状が良くならないという方で、今回お話したようなことが当てはまるんじゃないかというような思いの方は、一度ですね、当院までご相談いただければと思いますので、是非ともご連絡よろしくお願いします。

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